仏滅

どこにいても何をしてても居心地が悪く、これまで好きだったものも摂取できなくて「死んだように寝る、インターネットを徘徊する、夜中に散歩する」しかコマンドがなかった頃に日々の記録を書いているブログを見つけた。そこにはお笑い、ラジオ、マンガ、ドラマ、本、映画、演劇、などの感想や取り留めのない思考、生きづらさ、生活の様子などが書かれていた。それらの文章はものすごく近くに存在を感じてじわりじわりと寄り添ってくれた。更新が楽しみになって過去の記録も読み漁り、その方が発行した日記本も購入して、日記本に参加している方々の日記も読むようになり、他人の日記をわくわくして読むようになっていた。

「人と関わることは大変」という悩みはなかなか見つけられない、何故なら人と関わらないといけないから。隔絶感を感じてしまう人間にとって自分と同じ悩みを抱えている人の何気ない日常や取り留めのない思考に触れることで救われることもあると知った。だからツイッターも辞めるつもりもないけど辞められないのかもしれない。誰かにとって有意義となる情報は伝えることはできないけど、言語化する前に忘れ去ってしまいそうな気持ちを忘れまいとして記録したいと思う。好きなドラマの好きなセリフを記して終わります。

「今日、知ってると思うけど、仏滅で。仏滅っていうのは何にもない虚しい日っていう意味なんだけど。何にもないっていうことは、何かを始められる日っていう意味も、あるんだって」『コタキ兄弟と四苦八苦』第2話より