柴田聡子の神保町ひとりぼっち 2024 Mar.

3月29日(金)

晴れていて気持ちよかったので自転車を50分ほど漕いで柴田聡子さんのライブに行く。1年振りの神保町ひとりぼっち。

 

 

先月末リリースされた『Your Favorite Things』はすごく好きなアルバムで聴いてる間も近くで聴きたかったので楽しみだった。開演前のSEでBeyoncéの新譜『RENAISSANCE』が流れた。

1曲目は初めての試みだというピアノで「Movie Light」の弾き語り。

”Hey, なんだか変だよ”

柴田聡子 / Movie Light

曲の始まりが「ねぇ」ではなく「Hey」なのがぼやけているような、心象風景に吸い込まれていくような雰囲気を聴いているときに感じて、ピアノの弾き語りで聴くと余計に「Hey」なのがいいと思った。柴田さんの声で発せられる「Hey」のよさ。途中のMCでこの日に緊急来日していたBeyoncéの話題になる。会えなかったのがショックで落ち込んでいた様子だった。会えたときに伝えることを用意していたらしく、そのときに伝えようとしていたことを英語で披露してくれた。奮発してBeyoncéのLPも買ったらしく「あなたと会えなかった日にあなたのLPを買ったよ」といつか会えた日に伝えたいと言っていた。柴田さんがBeyoncéといつか会えたら、共演できたらいいなと思った。新譜っていいですよねという話の流れから「アルバムで聴くと楽しい、アルバムルネサンス」という話も出てきて、Beyoncéの『RENAISSANCE』も柴田聡子の『Your Favorite Things』もアルバムを遠しで聴くのが本当に心地よくて通ずるものがあるなと思った。最後の曲はピアノの弾き語りで「Your Favorite Things」だいすきな曲。引用しようとも切り取れない。切り取れないタイプの曲。アンコールでSZAの「Return」のカバーも最高だった。『Your Favorite Things』の収録曲が弾き語りによって曲の原型を聴けたのも嬉しかった。おなじみの曲も嬉しかった。何にしても、歌詞を捕まえようと必死にならずともどれも耳心地よくて楽しいライブだった。

 

ライブ終わりに物販で買った『きれぎれのハミング』にサインにしてもらった。

見返すと「。。。」を書いてくれていた

少し柴田さんと話せる時間があって、きれぎれのハミングの連載を読んでファンになったこと、どの回も好きだけど特に『。。。からの!!!』が好きだといことを伝えると先日Audibleで『きれぎれのダイアリー』の収録があったとき「。。。」の読み方に迷いなんて呼ぶと難しかったと話してくれた。アンコールでSZAの「saturn」を歌う前に最近出る新譜がどれもすごくて何をカバーするか迷った話をされていたので、どんな曲と迷われていたのかと聞いてみるとME:I『Click』とAriana Grande『supernatural』とILITの『Magnetic』で迷ったと教えてくれた。それらの曲を聴きながら帰った。

焦げてるのに

2023年11月から2024年2月までの自由律俳句

  • 水滴がタップした
  • ハンドクリーム塗った直後にトイレ
  • ずれたまま固定された切手
  • スワイプと共にほこりを払う
  • スーパーにいるかちかちの雪見大福
  • 冷めてるたこ焼きの食べやすさ
  • コンセントの位置で決まる寝方
  • 弾けた炭酸が鼻の下に当たる
  • 水にWATERと書かれている配慮
  • 歯ブラシに掃除用品への異動を通達
  • 醤油かけて初めて気付く目玉焼きの撥水性
  • 昔ならセンター問い合わせをしていた
  • 体温計を指してる間が世界で最も静か
  • 変わってないねと言えるほど知らない
  • 電車から見えた場所に立っている
  • 三日前の交通情報を聴いている
  • 架空の食パンに名前をつける
  • 無音のイヤホンに流れる咀嚼音
  • 焦げてるのに冷たい
  • 豆苗の生えかたの差
  • 白い靴下が汚れるスピード
  • Googleのおすすめしない方を帰る
  • 馴染みのない植物がこちらを見ている
  • 30歳と8歳と54歳がリザードンの話をしている
  • 返却されたばかりの本が並んでる棚でわかる他人の悩み
  • 結露を拭くとき看病してる気分
  • 路面図のどこかしらから乗った人々

2024年2月21日〜2月27日

2月21日(水)

元気がないときに料理を失敗して追い打ちを食らう。調味料の加減を失敗して尚且つ焦がした。食べれない段階に達する失敗。寝る前にハリセンボンのYouTubeを見たら前住んでた家がGoogleマップ上に出てきて嬉しかった。

話題の地図ゲームGeoGuessrで対決!春菜・狛江市vsはるか・武蔵野市 - YouTube

 

2月22日(木)

同居人が旅行で土曜日まで帰ってこないので束の間のひとり。『パンサー向井の#ふらっと』は向井さんが冬休みでヤーレンズが代わりに出演していた。猫の日らしい。楢原さんが語尾に「にゃあ」と付けて、出井さんと高橋ひかるさんも仕方なくにゃあにゃあ言っていた。白井京子さんから交通情報を受けるとき、楢原さんが「昨日でも今日子さん」と言っていたのがなぜか頭から離れない。radikoにラジコオーディオアドという機能が実装されていて不便になった。ラジコオーディオアドという表示が出ているとCMを飛ばせない。ただでさ長尺のラジオはCMが多いのに飛ばせなくて益々radikoが使いづらくなっている。配信された『ヤーレンズのラジオの虎』を聴いたら出井さんが猫の日に対して悪態をついていた。ふらっとの猫の日のくだりにリフレインして効いてくる。 ここ1ヶ月くらい録画した『おじゃる丸』を毎日見ている。長い間見てなかったけど、偶然見たらおもしろくて習慣化した。毎年度60話から90話の新作が制作されこれをシリーズとしてまとめて放送して、新作の放送終了後は、過去のシリーズを再放送しているらしい。子供の頃、毎日見ていたときはおじゃる丸は毎日出ていた気がするのに『おじゃる丸』を見ているとおじゃる丸が全然出てこない回が沢山ある。思った以上に群像劇。OPは変わらぬ「詠人」で落ち着く。EDは山崎育三郎が歌う「千年トラベラー」はテクノポップでかっこいい。

千年トラベラー ‑ 曲・歌詞:山崎育三郎 | Spotify

 

2月23日(金)

お店で買い物してお会計しているときに店員さんの苗字が「佐倉」という方で良い苗字だなと思う。その流れで好きな芸能人の名前を考えていた。

1位 岡山天音

岡山で始まり「ほう」と思わせといて、天音が出てきて空気が一変する。字面も線対象で綺麗だし、天音という名前がかっこよすぎて岡山まで格上げされている。でも苗字が岡山なのがいいのかもしれない。苗字まで珍しいとごてごてしている。いい名前はバランスがよくてさっぱりしている。

2位 吉澤嘉代子

字面がかわいい。澤と嘉の漢字が吉澤嘉代子の人物像と合っている。これしかないという感じ。

3位 光石研

光る石を研ぐと書いて光石研。かなりかっこいい。

 

2月24日(土)

夕方、NHK のど自慢チャンピオン大会を一緒に見るため、mudaさんが家に遊びに来てくれた。昨年、一緒にテレビを見ていたら偶然出会った番組でおもしろくて今年も一緒に見たかった。今年もあれこれ言いながら見るのが楽しい大会だった。紅白よりも楽しみにしていると思う。中でもしょこたんのコメント力に注目していて昨年もすごかったのだけど、今年もすごかった。サトシのコスチュームで「めざせポケモンマスター」を歌うチャンピオンに対して、ひとしきりコメントしたあと〆に「お仕事は電気工事士でんきタイプピカチュウも大喜び。」というコメントを残して、しょこたんすごすぎという感情が高まり続けた。来年もしょこたんには審査員席にいてほしい。この日は同居人も一緒にいた。何度かmudaさんと同居人は顔を合わせたことはあるけどしっかり話すのは初めてで、自分のことを知っているふたりがいて、そのふたりはお互いを知らないという状況が大人になってからは初めての経験だった。少し緊張したけど全然大丈夫だった。安心しているのだと思う。好きな食べ物の話をしたとき、あと寝るサミットみたいで楽しかった。好きな食べ物を考えると、日によって美味しく感じるものも違うし、絞るのが難しくて、味付けも提供してる店も幅広いから1つに固まらないから思い切ってパンとかパスタとかを答えるのがいいと思った。

 

2月25日(日)

風邪と花粉症の薬の影響で体調が優れずにほとんど寝て過ごした。『ボクらの時代』は又吉直樹×児玉智洋×向井慧の回だった。順番がいつものラジオのタイトルコールの順番で嬉しい。それにしても『ボクらの時代』ってあさ早い。寝る前に『有吉クイズ』を見た。放送できないワードが出たとき、普通のバラエティだとSEを被せるのに無音という処理方法にしていて初めて見る処理方法だった。

 

2023年2月26日(月)

帰宅途中、八百屋に入った瞬間かぼちゃが100円になり、悩む暇もなく買った。今日のおじゃる丸は小鬼トリオのアカネがメインの回にも関わらずEDはケンさんが歌うキャラソンだった。ゆっくり読んでいた、ひらいめぐみ『転職ばっかりうまくなる』を読み終わる。20代で転職を6回経験したという著者によるエッセイ本。社会で生きていくことの切実さも感じつつも、転職過程が鮮明に描写されていて選択の記録ともいえる一冊だった。自分はどうだったかを振り返りたくなるような前向きさと軽快な文体で読みやすかった。特に印象的だったのが会社の近くに川があって昼休みに気ままに過ごす箇所だったり、風景を大切にしているところだった。

なにが合ってたかというと、とにかく広い空間ではたらくということと、川が近いことだった。p.20
川から近いことは、思いのほか自分にとってプラスの要素だった。天気のいい日はだいたい川へ行き、目の前で流れてくいく水を眺めながら土手でお弁当を食べる。帰り道、個人商店でアイスを買い、小学校の目の前を歩きながら、アイスを食べるのも楽しみのひとつだった。川という存在が自分の人生にあまり登場してこなかったせいなのかもしれない。p.21

仕事内容も大事だけど、長時間働く上でふと労働から意識を逸せるような環境があることは支えになる。自分もいちばん長く働いた職場では近くに人が少なくて広めの公園があってそこでお弁当を食べたり、図書館があって昼休みによく行っていた。仕事が嫌になってもほどよい距離感で、あくまで仕事は生活の一部なのだとリセットしてくれるような感覚もあった。何を拠り所にしていいか見失ってしまったらまた読みたい本だ。職を変えながら自分を模索していくやり方があってもいい。この世で転職してはいけない人なんか石田彰だけなのだから。

 

2月27日(火)

昨日に引き続き風が強くて寒かった。室内から観た洗濯物が大暴れしていた。夕方から同居人とオードリーのオールナイトニッポン15周年展に行った。10年以上も聴いていたラジオだけど昨年の6月あたりから聴かなくなってしまった。それでも展示には行ってみることにした。ひとつびっくりしたのが春日がエロパソしていたパソコン、想像ではDynabookだったけど、MacBookだった。これが知れただけでも行ってよかった。阿佐ヶ谷に戻ってきて近所にある大慶に行ったらおいしかった。好きな味のラーメンはにぼし系が好きなことに気付けた。古着屋に寄ってみたら欲しかった形の服があって試着するとぴったりで即決した。

2024年2月1日〜2月6日

2月1日(木)

夜、ポレポレ東中野に『王国(あるいはその家について)』を観に行った。『彼方のうた』の予告で流れて気になっていた。劇中劇の映像、劇の練習のドキュメンタリーのような映像、街や自然を映し出す映像の構成で作品全体の割合として、劇の練習のドキュメンタリーのような映像が大半を占めていた。冒頭、劇中劇の友達の娘を殺した主人公が取り調べをされているシーンから始まる。この取り調べに至るまでの場面の本番ではない練習風景を繰り返す。何度も演じられる場面を掘り下げていって同じセリフが繰り返され恐ろしい程に退屈で、眼が離せない映画だった。退屈だからって面白くなかったというわけではない。同じ場面でも練習ごとに演技に違いが生まれて確実性がなくなる。何度も同じ場面を演じることによって、表情やセリフの言い方や抑揚に変化が見られ、繰り返し見る練習風景があることで内面の複雑さが露わになりどのように主人公が行なった殺人の動機に結び付いていたのか、何度も同じ練習風景を写すことにより表現されていた。理解できる演技って理解できるからうまいと思うのであって、そこからこぼれ落ちるような簡単に理解できるはずがない心の移り変わりを掬い上げていたと思う。斜め後ろにいびきをかいてる人がいた。変わり映えない場面が本当に続くので仕方ないと思う。すごく疲れたので帰りにマンション下のセブンイレブンに寄りチョコ棒とゼロキロカロリーファイバーを買った。久しぶりに食べるチョコ棒のおいしさは目を見張るものがある。

 

2月2日(金)

『不適切にもほどがある!』の2話の前に1話を見る。1話から緩まることなくずっと面白かった。河合優実の昭和スケバン感。昭和を経験していない世代が想像するイマジナリースケバンだった。『イワクラせいや警備保障』を見た。真空ジェシカ・ガクが結婚を見据えている相手との同棲か親友ストレッチーズ・高木のルームシェア続行かを考える回の後編。

ガク「脳みそゼロで楽しいっていう時間。仕事で芸人と会ってしまうとどうしても面白いことを言おうとか、ちゃんとやりとりとして成立してないといけないっていうのがあるんすけど、芸人同士のルームシェアでしかない面白いこと言ってないのに笑っちゃう時間がこれでしか摂取できない」
せいや「何も無いラリーな。球ない卓球みたいな。」

このせいやの返しが好きだった。ガクと高木の回はそだてれび時代に放送された暮らしぶりから心を許し合ってる関係性のようで楽しそうだった。10年間同じ部屋で過ごすってすごいことだと思う。どちらかを選ばないといけないガクのこと、ガクを送り出す高木の手紙の内容を考えると心苦しくなった。飛躍しすぎかもしれないし、どうゆう関係性なのかはひとまず置いといて、おそらくお互いが愛情を注ぎたいと思い合っているような重要な他者としての関係性を1つだけ選ぶのではなく自分に無理のない積集合的に分かり合えるような関係をいくつか作ってその集合部分に純度の高いものが混じっていればいい、そういうことを思った。寝る前にガクと高木がaikoの曲を聴いて考察するのが楽しそうだったのでaikoファンの同居人と取り組んだ。

【そだてれび】バラエティー「イワクラせいや警備保障」第2制作部 田中万莉子 - YouTube

【霜降りせいや×蛙亭イワクラ】ストレッチーズ貫太から真空ジェシカガク手紙全文公開【イワクラとせいやの休憩室】 - YouTube

 

2月3日(土)

朝から同居人とカタネベーカリーのパンをたくさん食べた。パンっておいしさの想像を超えてくる。夕方、『川島明 そもそもの話』を聴いた。滝沢カレンさんがゲストだった。『パンサー向井の#ふらっと』を聴いていても思うけどカレンさんが「これ言っていいか分からないですけど」「今言うとあれですど」と前置きするときは大体は言っても問題ないことが多い。この前置きが面白くて好き。カレンさんが影響を受けたドラマとして『ランチの女王』を挙げていた。カレンさんは夕方の4時に放送していたもの見ていて、川島さんが「再放送じゃない、ランチの女王だけどゴールデン帯に放送していた」という会話があった。私も同じく『ランチの女王』を夕方に見ていた。今まで全く考えてなかったけど再放送なんだよ。『ランチの女王』は元々は夜に放送していたのかと耽る。『やまとなでしこ』も『ショムニ』も『ナースのお仕事』も『GTO』も『お金がない!』も元々は夜に放送してたんだ。考えたことなかった。夜、IPPONグランプリを見る。バカリズムは別室にいて遠くから見てる格式高いポジションがよく似合う。寝る前に『霜降り明星オールナイトニッポン』ななまがりゲスト回を聴いて寝た。面白過ぎた。

 

2月4日(日)

行ったことないロイヤルホストの店舗に行きたくて、ロイヤルホスト音羽店で友達と待ち合わせる。メインの議題はマッチングアプリで、始めたいけど怖いから近くにいて欲しいとのことだった。久しぶりにインストールしたアプリを見せてもらうとゲームのセレクト画面のようで「メールアドレスで登録する」が「さいしょからはじめる」に見えた。話が逸れて桐島聡の話になる。見かける度に印象に残っている桐島の指名手配写真。話しているとあの有名な桐島の写真はいい写真過ぎてこれまで桐島は捕まらなかったのではないかという結論に落ち着く。大抵の指名手配写真はこちらを睨みつけているような写真でそれに反して、桐島の写真は複数人で楽しく遊んでいるとき友達に撮られたような緩んだ顔だ。マッチングアプリでプロフィールに設定されていてもおかしくないと思う。いい写真なんだよ。ロイヤルホストのドリンクバーにある梅昆布茶(顆粒)がおいしかった。顆粒なのも相まってお茶漬けにも進化できそうな味わいだった。

 

2月5日(月)

qsuitou.hatenablog.com

自分を形成した100コンテンツを作った。60あたりで100に到達するのだろうかと考えて100に到達すると色々追加したいものが出てきた。地元のレンタルビデオショップ「レプトン」、WOWOW、広島のテレビ局RCCで深夜2時あたりに映画を放送していたミッドナイトシアターという番組枠、これらは映画を好きになったきっかけだった。昔好きだったあれこれに今一度ふれると、泣きそうなほどの懐かしさに襲われる。ノスタルジーの暴力。帰ってこれそうになくなる。故郷みたいなものって、実際の場所ではなくてやっぱり思い出とかそういうかたちのないところに存在していて、自分の場合は夜中に観た名前も調べずにみた映画、深夜のバラエティ番組、夏休みに観たアニメの中に落っこちているのだと思う。

 

2月6日(火)

昨日作ったノスタルジーに影響して一日中、『ピンポン』関連の曲、『とらドラ』のアルバムを聴いていた。久しぶりに聴いた「プレパレード」が名曲だった。放送時は「オレンジ」派でした。今も好きだけど、「プレパレード」のパンチ力すごい。サビの詰め方を工夫したら綺麗に収まった感すごい。あと、初めて聴いた「プリーズ フリーズ」という曲も好きだった。PSPで発売されたゲームの曲らしい。抜かりない。

プリーズ フリーズ ‑ 曲・歌詞:逢坂大河・櫛枝実乃梨・川嶋亜美(釘宮理恵、堀江由衣、喜多村英梨) | Spotify

SixTONESの新譜『THE VIBES』も聴いた。松村北斗/田中樹のユニット曲「スーパーボーイ」と「Alright」が好みだった。「スーパーボーイ」は思春期の頃の会話がリリックに落とし込まれている。肩の力が抜けたヒップホップで聴いていて心地いい。未発達な少年時代のモラトリアム期間のことを「スーパーボーイ」と表現するのすごく好き。

1人で緊張しながらごにょごにょと喋っている音声に感想が届いていた。嬉しい内容だった。嬉しくて何度も感想を読んだ。

水っぽい星を作った100コンテンツ

twitterのタイムラインで話題になっていて気になって見てみた動画が面白かったので順不同で列挙してみました。『ピンポン』に関しては映画版、アニメ版、マンガ版で入れるか悩んだけど統一しました。『ピンポン』はそれぞれの良さを色濃く持っており凄い。全部大好き。

ニューヨーク屋敷さん&嶋佐さんの価値観に影響した100コンテンツとは?【映画/ドラマ/お笑い/音楽/漫画/ファッション/グラビアアイドル/1986年生まれ】 - YouTube

  1. ゲームキューブ
  2. 笑っていいとも!
  3. 架空OL日記
  4. タモリ倶楽部
  5. ちびまる子ちゃん
  6. バカリズム
  7. ココリコミラクルタイプ
  8. トイ・ストーリー
  9. ポケットモンスター
  10. デジモンアドベンチャー
  11. ドラえもん
  12. 藤子・F・不二雄のSF短編
  13. 藤井隆
  14. 村田沙耶香
  15. デブッタンテ
  16. ハライチのターン!
  17. 仮面ライダークウガ
  18. 天元突破グレンラガン
  19. アニマックス
  20. 遊☆戯☆王
  21. ドキュメント72時間
  22. 久保みねヒャダこじらせナイト
  23. ひらやすみ
  24. 桜蘭高校ホスト部
  25. 天才テレビくん
  26. ビットワールド
  27. ミュージックテレビくん
  28. リチャードホール
  29. 水中の哲学者たち
  30. おぎやはぎのメガネびいき
  31. それでも街は廻っている
  32. 古谷実
  33. ONE PIECE
  34. NARUTO
  35. 杉田智和のアニゲラ!ディドゥーーン
  36. 涼宮ハルヒの憂鬱
  37. チャットモンチー
  38. 穂村弘
  39. カキフライが無いなら来なかった
  40. 物語シリーズ
  41. GANTZ
  42. ウォーターボーイズ
  43. ペーパーマリオ
  44. モテキ
  45. 物語シリーズ
  46. けいおん!
  47. とらドラ!
  48. ピンポン
  49. HUNTER×HUNTER
  50. 幽遊白書
  51. レベルE
  52. 女の園の星
  53. 川島明のHOMEPAGE なんとなくにっき
  54. ニコニコ動画
  55. 自由律俳句
  56. みなみけ
  57. 星新一
  58. 探偵!ナイトスクープ
  59. TVチャンピオン
  60. Base Ball Bear
  61. Berryz工房
  62. 嗣永桃子
  63. ハロプロ
  64. 東京ポッド許可局
  65. スピッツ
  66. 相川茉穂
  67. あいのり
  68. MAGネット
  69. SMAP
  70. Sexy Zone
  71. 東京エンカウント
  72. キリンジ
  73. マツコ&有吉 かりそめ天国
  74. 夜の巷を徘徊する
  75. 古畑任三郎
  76. 結婚できない男
  77. アルコ&ピースのANN0
  78. あずまんが大王
  79. Enjoy Music Club
  80. 又吉・児玉・向井のあとは寝るだけの時間
  81. 柴田聡子
  82. 最高の離婚
  83. 断片的なものの社会学
  84. 空気階段
  85. ニンテンドー64
  86. ギャグマンガ日和
  87. あまちゃん
  88. こちら葛飾区亀有公園前派出所
  89. 朝井リョウ加藤千恵のANN0
  90. ゼルダの伝説 ムジュラの仮面
  91. 嵐の宿題くん
  92. すっぴん! 日本一早い!大喜利コーナー
  93. ハッピーアワー
  94. 偶然と想像
  95. 高橋みなみ朝井リョウ ヨブンのこと
  96. オードリーのANN
  97. 岸本佐知子
  98. ショムニ
  99. 個人ホームページのRealという項目
  100. カードキャプターさくら

2024年1月14日〜1月17日

1月14日(日)

父親から荷物が届く。荷物の中にクオカード入っていた。クオカードや図書カードは生きている人間の気持ちを媒介するカードという存在がおもしろくて好き。荷物の中にカロリーメイトが入っていて久しぶりに食べた。バランス栄養食が好きでよく食べるのだけど、カロリーメイト食べるならこれでいい気もするなと思い、イオン系列の店に売っているライトミールブロックを食べていた。久しぶりに食べるとカロリーメイトはもっとおいしかった。カロリーメイトの味はどの味を食べてもカロリーメイトで、カロリーメイトでしか味わえないことを思い出した。

 

1月15日(月)

録画した『ドキュメント20min 又吉直樹の図書館探訪』を見た。又吉さんが歌人の上坂あゆ美さんと杉並区立中央図書館を探訪していた。東京ポッド許可局の「今年やりたい仕事論」でタツオさんが大学探訪をやりたいけどおそらくその仕事は又吉さんがやりそうと話していたとき鹿島さんが「又吉さんが断ってタツオにくる」と返していたのを覚えていたのでタツオさんがよぎった。この図書館は最寄りの図書館で週に1回は訪れている。杉並区立中央図書館は今まで訪れた図書館の中でも誰かの息抜きの場所になっていると感じる。どの時間帯に行っても色んな世代の方がいて人気がある。学習スペースには電源があって作業をしている人が多く席数も結構あるのに大体が満席になっている。利用制限もないので図書館の資料を生かして作業するのにはもってこいだと思う。物足りないのは開架を見て回るのが好きなので開架が少ないこと。建物がガラス張りで景色もいいしカフェやテラス席もあって図書館というよりもコミュニティスペースのように感じる。最近行った図書館だと豊島区立中央図書館が印象的だった。ビルの中にあって4階5階にある館内は吹き抜けになっていて開放感がある。開架も多かった。図書館に行くのが好きだけど自分の住んでる地域以外の図書館に行くと緊張する。 

 

1月16日(火)

撮り溜めた『作りたい女と食べたい女』を見た。具合が悪くて動けない野本さんの家に同じマンションに住んでる春日さんが焼きおにぎりを作るため炊飯器を持参したシーンで同居人が「作ってくればいいのに」と言っていた。まあ確かに。観葉植物を見たら葉が2枚枯れていた。調べると元には戻らないため葉を切るらしい。気根も何かに寄生したがってるようにかなり伸びていた。冬になってから植物の強さを信じて適当に接してしまっていた。その姿見るという行為が物理的な行動は何もしていないようにみえて十分影響を与えているかもしれない。見ないとだめだ。もっと見ます。観葉植物だというのに見てなかった。植物について調べてるとコメントで「日差し」と「陽射し」で表記が揺れていた。感覚的に日差しは隙間から入ってきてるようで好きだから使っている。表記揺れの中でもそれぞれお気に入りや不満があると思う。漢字を並べ過ぎてると嫌だなと思う。例えば「この間私島根に行った」だと「私」を「わたし」にしたい。追加で何かを補足するようなときの「後」も読めるけど「あと」が好き。

 

1月17日(水)

同居人がふるさと納税で取り寄せていたトミーズのあん食をお裾分けしてもらった。おいしかった。6枚切りサイズで切っても食べ応えがある。焼いて食べるのも勧めてくれたので明日は焼いてみる。パン一斤をコールドスリープさせるために切り分けた。パンを冷凍しておいて食べるときにトースターで焼き直すという覚えたての技を使うため。

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架空の船

アルフォートの船をまじまじと見ていると気になる。ただでさえ美味しいのに船まで描いてある不思議なお菓子。想像の中に出てくるふねふねしてる船がそのまま描いてある。

Q.アルフォートのチョコレートの表面に帆船がデザインされていますが、モデルとなった船、船種などはあるのでしょうか?


A.チョコレートにデザインされている帆船には特定のモデルになった船や船種はございません。弊社が独自でデザインしたものです。


Q.アルフォートのネーミングの由来を教えてください。


A.チョコレートにデザインされている帆船から「冒険」、「夢」、「ロマン」等をイメージしたネーミングです。この帆船には、アルフォートを発売するに当たり、お菓子という大海=市場に夢とロマンをもって漕ぎ出していくというイメージがあります。

(ブルボンのFAQから引用)

実体のない船。よく知っているのに存在しない船。お菓子に架空の船が描かれて流通している。アルフォートのことがもっと好きになった。

先日ドラッグストアで安くなってたので箱入りの小さなアルフォートを買ってみた。通常のよりもチョコの角が立っていた。ビスケットのアールも角張っていて、チョコとビスケットが合わさった厚みも薄くてパリッとしていた。でも味はアルフォートだった。そこが嫌だった。